​タイヤ交換
​バランス調整込

　「新品同様」「バリ山」といった文言であっても、寿命を迎えたものが多くあります。

　この写真のものは『２００９年製造』のものでした。なんと１５年前のものです。

　保管状態にも大きく左右されますが、タイヤの寿命は４～５年です。

　どんなに高性能の車でも、それを走行性能に繋げるのは、唯一路面と設置しているタイヤです。

​　製造年が新しくても、脱着の際などに癖がついています。エア漏れなどのリスクを抱えていますし、使用用途や期間などを踏まえてよく考える必要があります。

​　ケース１で載せましたが、タイヤは保管状態が非常に重要です。

　紫外線にあてず、空気にも触れさせないことが良いとされています。

　新品でも野晒しで直射日光にさらすような保管状態はどうでしょうか？

　同じ銘柄でも、相場を大きくかけ離れたものは大量仕入れをして安価に仕入れ、屋外保管をすることで保管料も抑えるといったことを行っている場合があります。

​　コンテナにギュウギュウに詰め込んで変形させてしまうことも珍しくありません。

　そうなると、後の動画に載せるような変形を起こしてしまいます。

　もちろん、取り付け前に取り付け部の歪みを確認してから作業はしていますが、外円の歪みは取り付けて空気を入れないをわかりません。

　激安タイヤは、コストを少しでも抑えるためにタイヤの変形を抑える詰め物が入っていることがまずありません。

​　そのため、写真のように内側に変形してきてしまい、作業時に通常とは異なる施工方法にて対応をしなくてはいけなくなることが多々あります。